『熱帯雨林を守ろう』
アマゾンのジャングルの中。木を切ろうとしてやってきた男が木陰で昼寝をする間、そこに住む動物たちが周りにやって来て、自然の生態系の必要性を話しかけるというストーリー。とにかく、イラストが素晴らしいです。カエルやへびなど小動物からジャガーやアリクイなど大きな動物まで、みな男の周りに集まって来て、ジャングルの大切さを訴えかけるのです。米国では、幼稚園や小学校で熱帯雨林の単元を学習するときには必ずと言っていいほど読まれる絵本。息子は、プレスクールのときに読んでもらったほどですから、小さな子供たちでもよく知っている絵本です。
見返し部分に、世界の熱帯雨林図と生態系の図、動物たちがかなり細かく紹介されていて、学習絵本としても十分機能します。ストーリーの展開と共に、アマゾンについて学べることが素敵。日本の総合学習で、大いに利用されるべき絵本だと思います。
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