『面白い仮説だが、通説的な見解も押さえた方がいいと思う』
(本稿)BOOCSダイエットでおなじみの藤野武彦さんが、ダイエットのみならず、現代において健康であるためにはどうすべきかについて書いた本といえる。
仮説も面白いし、それなりの実績を残しているようだし、抵抗感のある方法ではなさそうなので(我慢しなくていいんだから)、私も、今後はこの本で書かれたことを取り入れてみたいと思う(と書いたが、朝日文庫の『BOOCSダイエット』に書かれたことぐらいは既に取り入れている)。
ただ、(ア)一部マユツバなところがある(一例を挙げると、不登校=病気?)、(イ)通説的な栄養学などの知識も学んだ上で、都合のいいところを採用したほうがいいと思う(具体的にいえば、一決まった時間に起き、朝昼晩はバランスよく食べるべきだが、それが苦しいときにこの本に書かれていることを採用する)、以上2点により、星1つ減らして、星4つとする。
(後記)ところで、BOOCSの方法論は、人間も動物だと認識させられるものだ。そう考えると、この本に書かれている方法論は、自然なものだと思った(ただ、現実の生活に適応するには、通説的な知識を押さえた方がよいとも思う)。