『健康に自信の無い人は読んでみましょう』
断食本ですが、基本的には東洋医療の本です。
多くの日本人が今、病んでいる。
それを治す(西洋的)のではなく、原因を排除する(東洋的)。
このテの本は、書いている人の『独善演説』のようになりやすいのですが、この新書では大変読みやすく書かれていました。正直言って読むことに抵抗はありましたが、するする読めます。自分の気になるところだけナナメ読みしてもいいと思います。
朝食抜きの理論や効能については「あ、そうかも」と思わせてくれます。
陽性、陰性の食べ物についても他の本より読みやすい。
水分の取りすぎ、塩分を取る事の必要性に至っては、今までの常識を覆してくれます。
いずれにしても、健康に興味がある人にはおススメです。
しかし、東洋医学の専門家(に近い知識のある人)の方には物足りないと思います。