『読むかどうかは慎重に。』
内容は良いと思いますが、訳が少々気になります。
自分に責任をもち、現実を直視し、適切な戦略をたてる。
本書の言い分はこういうことです。
内容的に良書だと思いますが、深く落ち込んでいる方や鬱傾向の方は読まないほうが良いでしょう。
「全ての責任はあなたにある!」といきなり言われたら余計に落ち込みます。
そういう方は、マーティン・セリグマンの「オプティミストはなぜ成功するか?」に書いてあるABCDEモデルを参考にするほうが良いです。
悲観的な思考を楽観的な思考に変える方策を教えてくれます。
本書を読むのは、ある程度気分が上向きになってから読むべきだと思います。