『瞑想のきっかけをつかむための本』
ストレスを解消するために瞑想を考えている初心者のための、とっかかりの本です。
どうやって取り組んだらよいかを平易に書いています。難しいことはいっさい書いていません。
章立ては次の通りです:
1章 なぜ瞑想だけが疲れを「全消去」できるのか
2章 「いつ」「どこで」自分を変えるかを決める
3章 「座り方」と「呼吸」の意識メカニズム
4章 雑念に「つき合わない」という心の平安法
5章 「もっと違う生き方」に自由に出入りする
6章 ストレスなしで「問題解決」を進める
7章 「ビジネス成功と瞑想生活」私の方法
8章 こうして人生から「不可能」が減っていく
2章から5章までで、いつどの程度やればよいか、どうやって座るか、どうやって呼吸するか、どうやって瞑想を終了するか、、、といった方法がわかりやすく書かれていますので、これらを参考にするとはじめやすいでしょう。
さて、個人的には、ほとんど実践していることが記述されており、特に目新しいことはありませんでした。(よって星3つ評価)
ただし、参考になったのは以下の点:
・一日2回、朝と夕(or晩)に行うのが良い。
・一回を長くやるより、少しでも毎日続ける方が良い。
これから瞑想をやってみよう、という人には、簡単に読めて、きっとよい本であると思われます。