『「悩み」の対策術集』
「道は開ける」とはスマートなタイトルですが、要するに「悩みを解消するための方法」の本です。1、2ページ程度のエピソードを羅列しながら、悩みを解消するためのコツ(原則)をまとめる、という構成になっています。悩んで参ってしまっているいろいろな人たちの悩み対処術が紹介されており、面白いです。
もやもやした悩みをきちんと分析すれば(抽象的な悩みを具象化すれば)、たいがいの悩みをきちんと取り扱うことができる、という主張が全編に色濃く出ています。困ったとき、つまみ食いのように読むこともできますので、精神安定剤としても有効です。
有名なカーネギーの本ですが、やはり名著といわざるをえません。