『チャペックのエッセイです』
チャペックという作家のことは、
恥ずかしながら、よく知らなかったのですが、
「犬と猫」というタイトルに引かれて読んでみました。
「犬と猫」のかわいいお話しを期待するのではなくて、
チャペックさんはどういう人なのかな??という視点で
読んでみるといいと思います。(エッセイです)
ユーモアのある文章で、
チャペックさんはちょっと変わっています(笑)。
でも、犬と猫をとても愛しているのがわかります。
20世紀初頭のヨーロッパ情勢や、
当時のヨーロッパでの犬や猫の飼われ方などを
想像しながら読みました。
他の作品(小説)もちょっと読んでみたくなりました。
チャペックを読むきっかけの本としてもおすすめです。