『面白いんです』蚤の市の風景がただ描かれていて、言葉のない絵本なのですが安野光雅さんの細かい仕事っぷりが、たまりません。道に紙幣が落ちていたり、アリスやホームズが隠れています。画の中に物語と仕掛けが一杯です。これを一つ一つ見つけて行く面白さは小学生の時、熱狂しました。絵本の中に入れたら、道の紙幣を拾って、お買い物に行くんだ、って
おもって、絵本に入り込もうとすら、していました。繊細で細かい絵がお好きな方、オススメします。