『南吉の理想、そして』
〜童話作家、新美南吉の作品です。長野ヒデ子さんの絵もほのぼのしていて、良く雰囲気が出ていると思います(表紙はちょっと... )。が、何と言ってもこの作品の魅力は、強烈なインパクト、短編なのに良く出来た進行及び構成、何と言っても素晴しい結末、ですか?
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ここで突然ですが、声を大にして言いたい。今の日本が忘れてしまった大切な何か。あなたは忘れていませんか?その何かが、この作品には確かにあります。それは...
ちょっと言えませんですな。それは。ただ、「ごんぎつね」や「手ぶくろを買いに」よりも濃いです。あまりにも濃いので、最初に読む時は、こっそり一人で読む方が良いと思います。
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南吉の言いたかったこと。朝と夜では足の大きさが変わりますので、靴を買う時は気をつけましょう。では無い。決して無い。
万人におすすめですが、特に子育て中の親御さんにおすすめです。そして是非、お子さんと一緒に読む機会を持ってほしいと思います。〜
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