『夏にぴったりの絵本』表紙の絵のコバルトブルーの海と白い雲,ヨットの帆がこの本の雰囲気を象徴していました(挿絵より中味の方がずっと良かったですが,ごめんなさい)。人が登場するのは,猫を連れてこの島に立ち寄るひと家族だけで,会話するのはこの猫で,ほかに登場してくる動物たちと会話するという形で,詩的な感じの海と島のお話でした。多々ある海ですが,こういう海なら海水浴したいなあ。子供の夏休みの読書用に見つけたとても素敵な一冊でした。