『そこなしは、まだあるのか…』
本に夢中になった記憶の中に、佐藤さとるさんの本がある。
「そこなし森の話」の中の「龍宮の水がめ」だ。
小学何年生かは、忘れてしまったけれど
教科書にのっていたのです。
そこなし森の風を感じたように想う、寂しさや怖さ、不思議を感じた…
子供なりの発想でしかないのだけれど、
今でも、その時に想い描いた水がめや景色を憶えてる。
佐藤さとる著の本は、私に想像する楽しさをくれた。
群馬あたりの、否含山の山裾にまだあるのだろうか。
幼い日の気持ちを思い出させるお話ばかりです。
大人になった心で再度読みたい佐藤さとるの世界。