『親子がふれあえる絵本』
題名の通り,この本の主人公は私の「て」.「て」がボタンをとめる,絵をかく,手をならし音楽をかなでる なんていうセリフとともに,ナンシータフリさんの素朴だけど味のある絵が添えてあります.絵は「て」にフォーカスがあたってあって顔は描かれてありません.主役はあくまで「て」ですからね.
この本は,「一番すてきなのは,私のては他の人のてをにぎれるということ」という温かいセリフで終わるのですが,長女はここのページが一番好きです.このページになると妻と私の手を握ってほんとうに嬉しそうにニコニコします.
親子の愛情のようなものを実感させてくれる本でもありますね.だから私も大好きな一冊です.