『自然の奥深さを感じさせる本です』美しい森の中、小川のほとりに、空よりも青いかわせみ、マルタンが可愛い妻のマルチーヌと仲良く暮らしていた。二匹は、魚や虫を取り、雛を育て、いくつもの季節を重ねていくのだが…。 私達人間は、いつも些細なことに文句を言ったり、愚痴をこぼしたりしていないだろうか。マルタンとマルチーヌは違う。二匹はいつも精一杯生き、愛しあい、感謝しあう。小さな宝石のような本。