『最良の一品』
ラノベ作家を目指すのであれば、是非購読しておきたい一品。
理由は以下の通り。
・現場に携わる者(作家&編集者)から生まれた企画を纏めた本なので、信頼性が高い
・テクニック集ではなく「商売」としての心構えから手法までを扱った、実用的な内容
・論とそれを踏まえた実例(作例)が一致しており、本の内容に嘘が無い
また、それらは充分にサンプルとして参考にできるものである
(作家二人による作例(しかも即興!)は、見事としか良いようがない)
・編集者や作家が業界の事に度々触れているので、業界の実情を一部垣間見ることができる
(皮肉もその内容の1つが的中する形で、この後HJ文庫自身が変貌を遂げた…)
この本は、とにかく「具体的」の一言に尽きます。
上から目線の「教えてやる」的な内容や、ありがちな理想論とは違うので、
大変参考になりました! 故に、☆5つ!