『ホンマ、現代人は食べすぎだっせ!』
少食・カロリーオフの実験では、どれも長生きし、健康になったと本書は書くが、著者のように食べずに運動し過ぎる人は、果たして何人いるだろうか?
メタボから、少食で生き生きとするまでの間には、空腹でたまらない時期があるはずで、それを黒糖などでしのげる精神力をもつ(少々たいそうか?)人でも、そこから運動しようとの気力を更に振り絞れるか?
著者自身ウエイトトレーニングに励むスポーツマンではあるが、この理論をスポーツ選手用に上手く応用する方法も教えてほしい。
巻末のFAQだけでも読み、メタボな人は試してみる価値あり!
数箇所、文脈をぶち切ってコラムが挿入されており、構成に不満を感じた。