『「食べる」ということ』
何を食べるか。ただそれだけのことが人の心身に与える影響の大きさをわかりやすく伝えてくれる良書です。従来の栄養学の誤りについても、説得力のある言葉で解説してくれています。
日々の生活に食事は欠かせないもの。それをおろそかにして、有害なものを採りつづけることがいかに恐ろしいことか、また、穀物と野菜を中心とした食事が、心身にとても良い影響を与えることが、豊富な実例をもとに解説されています。マクロビオティックをアメリカに普及させた立役者、久司道夫先生の若かりし頃からの理想と、それに根ざしたパワフルな活動には頭が下がります。