『■食事に関するコペルニクス的転換です。』
・少食で健康になるという提案です。
・現代人は胃腸を酷使しすぎているのが万病の元であると。
・また、最近の食料の高騰で家計は火の車ですがそれに対する処方箋とも言えます。国民全体でこの少食を実現すれば乗り越えられます。家計を助けると共にひいては地球環境にも優しいと。科学的には?と思うところもいくつかありますが、著者の思想や考え方には大いに共感できます。(地球環境や食料自給率の対策を本気で考える場合には庶民の食事を改善しない限り、変化は起こせないと思います。)
・但し、著者の提案しているメニューは普通のサラリーマンには実践に非常に困難が生じるのでできるところからやれば良いとのアドバイスも素晴らしいと思います。
・著者の提唱するメニュー
いくつかバリエーションがありますが以下のようなものです。
?1.朝食は抜くこと
?2.昼食
生野菜500g (=菜:250g、根250g(大根オロシ100、人参100、山芋30))
生の発芽玄米70g
生の発芽大豆30g
果物
?3.夕食 昼食と全く同じ
?補足
生水と柿茶を1日1.5から2リットル飲む
生野菜は最初の1から2ヶ月の間、下ろして消化吸収をよくして食べること
→という感じです。私は 朝食を抜くことと 玄米を食べることと 生水を飲むの3点から開始しています。
・間違ってはいけないのは少食になればなるほど食べるものは質を選ぶ必要があるということです。1日1食でコンビニ弁当やお菓子は本書の主張とは相容れません。