『医療関係者にも、読んでもらいたい本』
この本は、色々な代替療法を、ワイル博士自らが、
たずね歩き、自らの体で試して診たり、観察されて
オステオバシー「全身の骨格調整」や、
プラシーボ反応など、 整体師として、
興味深く読んだ本です。
特に、興味を持ったところは、
1、プラシーボ反応「信じて飲む薬」
例(砂糖水)で、症状が改善する効果。
詳細は、僕のHP下記「心に付いて」に、
まとめました。
2、自然治癒力「怪我は自然に治る」。
思いがけなく大きな切り傷をつくってしまった
ときは、 まずできるかぎり気を動転
させないようにする。
痛みがあれば、それは傷の性質や
程度に関する情報を 脳に伝え、
短期的・長期的な修復機構を、活性化させるために、
神経が、動いている証拠と考える。
痛みの質、持続時間、変化を見守っていればいい。
もし出血していれば、それは傷口の周辺を、
洗浄して、血液の供給を確保する、
体の営みだと考えればいい。
*血液が凝固して出血が止まる様子を観察!
速やかな炎症反応
「発赤、発熱、腫脹、傷の周辺組織の幼若化」が
起こるかを注目!
それらの変化は、傷の残骸を取り除き、
感染を防ぐ役目の白血球その他の細胞が、
集まってきたことをあらわしている。
感銘:
ワイル博士は、西洋医学の医師でありながら、
代替療法を否定せず、オステオバシー
「全身の骨格調整」や、「マインド・キュアー(精神による治療)」及び、
「東洋医学(針)」などを、実勢に体験したり、
診療の現場を観察して、治療者の考えを聴くことで、
症状によっては、代替療法的なものの方が、
効果があると解説しています。
医師だけに、説得力がある説明です。
医療関係者にも読んで貰いたい、一冊です。