『なぜか印象の薄い本。』
ダ・ヴィンチの連載を何度か読んで、単行本が出るのを楽しみにしていたのですが、いざ買ってまとめて読んでみると、何故か印象の薄い本に…。
この本は大田垣晴子さんがあらゆる占いや、似合うファッション、ミネラルチェック、脳年齢など、専門家から診断を(合わせて34項目!)受けまくり、アドバイスを受けるという本ですが…大田垣さんは[他人からどう見えるか]なんて大して重要じゃないと考えているタイプでは…?
大田垣さんの他の本に比べ読後の印象が薄いのは[占いや?診断なんて信じない!]と断定もできず[専門家からこう言われたんだからこうしなきゃ!]と思い込むこともできない(しない)中途半端な感じが、印象の薄さにつながっているのではないかと。自分がどう診断されるかの興味はある。でも多分大田垣さんは専門家から指導された通りになんてしない気がします(^_^;)そのマイペースさが大田垣さんの魅力だと思うのですが…。
一項目4ページという短さもあるでしょうが、大田垣さんの[迷い]みたいなものが全編通じて感じられ、[…?]な印象の本になってしまった気がします。
でも全ページカラーで装丁も可愛いらしく、占い等に興味のある方、[微妙な年齢になってちょっとだけ迷っている大田垣さん]を読みたい方は、オススメでしょうか?(^_^)