『著者自身の戦争体験談』
この本は著者自身の戦闘体験について刻銘に描かれている。しかし、大東亜戦争というのはいったい何なのか。何を失ったのか著者自身の視点から書いている。
私はまだ20代なので、戦争についてはあまりよくわからない。むしろ戦後かなりたって生まれたため、「戦争とは」と考えるとピンとこない。しかし、これだけは言える。
日本独自の文化や思想や郷土愛というものがある。また、「皇室制度(昔は「天皇制」)」という独自の体制がある。しかし、それを廃止すべきという国は少なくない。現に、「プリンセス・マサコ」という本がその制度を痛烈に批判しているという。また日本の食文化も、戦後アメリカの介入により大きく変化した(一部の人は悪くしたという人もいるが…。)しかし本書を見ていただければ、在りし日のことを立ち返ることができる。