『良くも悪くも負けず嫌い』
実に熱く、ポジティブかつアグレッシブな1冊。元気が出る。
見開き1ページの右側にスローガンが1?2行。
左側にそのスローガンの解説や著者の込めた思いが
綴られている形式で、読みやすい。
個人的には、
―人生は厳しい。だからどうした!―
―不可能だと思うのは、ひとつの意見にすぎない。
あたりがしびれたかな。
著者に叱咤激励されてる気持になる。
非常に熱い。熱いが、なかには
―私の知ったことか!―
―潔く負けを認める人だって、ただの負け犬だ!―
―聞いてるからといって、本気できにかけているわけじゃない。―
―私の考え方に問題なんてない。あなたの受け取り方に問題があるんだ!―
―きみがどんなに優秀でも私には気にならない。私もぐんぐん進歩しているから―
などなど、少しクセのある(と私は思う…)スローガンも出てくる。
著者は相当な負けず嫌いで、頑固者だと思われる。
あんまり真似するとただの独りよがりな人間
というレッテルを貼られ兼ねないので、少し本と距離を置きながら、
読み進めた方が良いだろう。合わない人は本当に合わないと思う。
もちろん参考になる言葉、考え方も人によっては多くあるだろうから、
本屋でパラパラとめくって自分に合うようなら買っても損はしないだろう。
個人的には、スローガンに原文を添えて欲しかった。