『些細な意識改革を促してくれる、メリットの多い一冊』
本書を最大限に要約すると、『「新しいことをする」というマインドを生活習慣のなかに取り入れ、実践することによって、脳活性につなげる』ということです。
前提となるのは新しい“右脳左脳論”ですが、たしかにわれわれは新しいことをするのは億劫なもの。
意識しているか・いないかは別として、われわれの深層心理では、新しいことに“乗り出す”ことを「疎ましい」と感じて、遠ざけているのでしょう。
本書には、これを乗り越える術が書かれているわけですが、それぞれ本当に些細な意識改革をすることによって、実践できるものばかりです。
一見、いろいろな方法論を書き連ねている印象はありますが、些細な意識改革を促してくれるという面では、即役立ち、読んでメリットの多い内容です。