『仕事文の理論編』
高橋さんの本を「仕事文をみがく(岩波新書)」「短く書く仕事文の技術(講談社+α新書)」の順で読んだ。丁度、出版順とは逆である。「仕事文」の理論編という位置付けで、なるほどと納得した。
ただ、3冊ともに内容に共通点も多く(同じ作者が同じテーマで書くのだから当然と言えば当然なのだが)、この3冊を読んだ範囲では、「仕事文をみがく(岩波新書)+仕事文の書き方 第6章 読み手を疲れさせない」が合わさった本があればいいなぁと思った。
「短く書く仕事文の技術」の書評欄には「みがく」を先に読み、その後で、実践編ということで「技術」を手にした方がよりよいのではないか?と書いたが、「書き方」→「みがく」→「技術」とこの書評の中で変更させていただきたい。
忙しくてとても全部読んでいる時間がないという人は「仕事文をみがく(岩波書店)」を選ぶのが良いのではと個人的には思う。
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